ただ静かに消え去るつもりでした（２）

伯爵令嬢のレティシアは、幼なじみのセブランから婚約を告げられた。
幸せの絶頂――。
だが、セブランの心は美しき異母妹フィオナに奪われていたことが明らかになり、レティシアは奈落へと突き落とされる。

それでも私は前に進む。
邪魔者だというなら消え去ればいい。
大学へは行かない。貴族令嬢の肩書きもいらない。
ひとりで生きるための準備を重ね、母の故郷である美しい島、アネモネ島へ向かおう。

だがレティシアに憎悪を燃やす義母のイメルダは、レティシアの婚約自体を許すことができなかった。
誰にも知られず、憎い腐れ這い豚をこの世から消し去ってみせる――。

期限は卒業式。消え去るのは果たして誰になるのか？
解放の異世界ファンタジー、第２巻！

Ⓒ結城芙由奈／macoso／椎名咲月

書誌情報

紙版

• 発売日: 2025年05月29日
• ISBN: 9784065394748
• 判型: B6
• 価格: 定価：792円（本体720円）
• ページ数: 160ページ
• シリーズ: ＫＣｘ

電子版

• 発売日: 2025年05月29日
• JDCN: 06A0000000000899591D

初出

「Palcy」2024年12月～2025年3月掲載

著者紹介

原作： 結城　芙由奈（ユウキ　フユナ）

著： ｍａｃｏｓｏ（マコソ）

2012年『4コマゲーム通信 ふぁみもん』（KADOKAWA）にて、ペンネーム酔coでデビュー。単行本出版歴『ソウル・サクリファイスプレイ漫画 詰んでしまうとはなにごとだ。』『角満さんちのるーさん』など。現在も「週刊ファミ通」にて連載中。 2021年『城の魚』（主婦と生活社）にて、別ペンネームmacosoとして2度目のデビューを果たす。 少年誌、青年誌、webコミックなど幅広いジャンルで活動中。

その他： 椎名　咲月（シイナ　サツキ）