カンツォニエーレ チェーザレ番外編

カンツォニエーレ チェーザレ番外編

カンツォニエーレ チェーザレバンガイヘン

モーニング

ルネサンス史上最も美しい英雄といわれた、チェーザレ・ボルジア。1492年の教皇選挙が終了し、チェーザレの父、ロドリーゴ・ボルジアが教皇アレクサンデル六世となったころ、チェーザレはヴァレンシア大司教としてローマへ入城する前に、スポレートというローマ近郊の要塞都市に滞在していた。チェーザレとアンジェロが森の中で鹿狩りをしている時に、ある少女と出会う。翌年には枢機卿として本格的に聖職に就くことになるチェーザレが、スポレートで過ごした最後の青春ともいえる物語で、累計140万部突破の大ヒット歴史漫画の待望の続編である。


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書誌情報

紙版

発売日

2025年07月23日

ISBN

9784065400425

判型

B6

価格

定価:792円(本体720円)

ページ数

192ページ

シリーズ

モーニング KC

著者紹介

著: 惣領 冬実(ソウリョウ フユミ)

1959年、大分県生まれ。 1982年にデビューし、主に少女向け漫画雑誌に多数の作品を発表。卓越した画力とドラマチックな恋愛描写で一躍人気に。代表作に『ボーイフレンド』『MARS』 など。2001年、青年漫画へ活躍の場を広げる。 「モーニング」誌上でルネッサンス期に活躍したイタリアの英雄、チェーザレ・ボルジアを描く『チェーザレ ~破壊の創造者~』 を連載。新鋭ダンテ学者の原基晶を監修者に迎え、膨大な資料をもとに描く本作は日本だけでなくフランス、イタリアなどでもその美麗な作画と歴史に忠実な物語の世界観が高く評価されている。2016年、ヴェルサイユ宮殿と講談社、グレナ社の共同企画で『マリー・アントワネット』 を刊行。同作は建築、ファッション、王宮儀礼などを日仏の出版社で共同調査し、すべてをヴェルサイユ宮殿が監修する史上初の試みである。 2022年、『チェーザレ ~破壊の創造者~』 完結(全13巻)。 歴史上の人物の人間性に迫り、真実を紡ぎだす惣領の誠実な創作活動は、学術的探究にフィクションのもつ想像力が触れることで生まれる創造の可能性を私たちに示してくれる。

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