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不可能楽園 〈蒼色館〉
フカノウラクエンソウシキカン
- 著: 倉阪 鬼一郎

若くして引退し、その後は一度も姿を見せず山形県に隠棲していた往年の名女優、美里織絵が死去。東京にある葬祭式場、蒼色館で告別式が営まれた。その最中に、織絵が暮らした山形県の屋敷には賊が押し入り、見習いの執事と家政婦を刺殺。さらに織絵の妹、浪江の孫を誘拐する! ところが、疑いのかかる関係者たちには鉄壁のアリバイがあった。不可能犯罪に秘められた真相は!?
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目次
プロローグ〈蒼色館〉
I葬儀
II誘拐
III最初の謎解き
IV要求
V消失
VI逮捕
VII謎解き
VIII変容
IX悪夢
エピローグ
書誌情報
紙版
発売日
2012年09月07日
ISBN
9784061828483
判型
新書
価格
定価:880円(本体800円)
ページ数
208ページ
シリーズ
講談社ノベルス
電子版
発売日
2013年06月28日
JDCN
0618284800100011000C
著者紹介
1960年三重県伊賀市生まれ、早稲田大学第一文学部卒。’87年、短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。’98年に『赤い額縁』を刊行後、ミステリーとホラーを中心に多彩な作品を精力的に発表。2010年『三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人』で第3回世界バカミス☆アワードを受賞。『四重奏』『四神金赤館銀青館不可能殺人』『五色沼黄緑館藍紫館多重殺人』も年末の本格ミステリー系のムックにランクイン、『十三の黒い椅子』『新世界崩壊』なども高く評価されている。