
愛、平和、パッチギ!
アイヘイワパッチギ
2005年に公開され、各映画賞に輝いた前作『パッチギ!』から2年。
キャストを一新し、ますますパワーアップした第2作『パッチギ! LOVE&PEACE』が、
いよいよ5月19日(土)より、全国160ヵ所の映画館で公開になります。
●これを読めば、映画がもっと面白くなる!
本書『愛、平和、パッチギ!』は、映画をもっと深く知るためのサブテキストです。
井筒監督、李プロデューサーのモノローグをはじめ、前作に引き続き音楽担当を務める
加藤和彦氏や、政治学者の姜尚中氏が登場する対談、監督日記やプロデューサー日記など、
映画ができるまでの物語をさまざまな切り口で大いに語り、解説します。
グラビアページも充実して、読み応えじゅうぶんの1冊です。
- 前巻
- 次巻
目次
パッチギ!宣言
第1章 HISTORY
二つの李家の物語 李鳳宇
歴史なしには平和も未来も語れない 井筒和幸
第2章 TALK
済州島で、日本で考えた東アジアと僕たちのこと
姜尚中×李鳳宇
『イムジン河』から『あの素晴しい愛をもう一度』へ
加藤和彦×井筒和幸
第3章 MAKING
撮影日記「今日も明日も編集室」 井筒和幸
プロデューサー日記「今日までそして明日から」 李鳳宇
書誌情報
紙版
発売日
2007年05月16日
ISBN
9784062140355
判型
四六
価格
定価:1,676円(本体1,524円)
ページ数
238ページ
著者紹介
映画監督。1952年生まれ。奈良県出身。高校時代から8ミリ映画を撮り始める。 '81年『ガキ帝国』で日本映画監督協会新人奨励賞受賞。'96年『岸和田少年愚連隊』でブルー リボン最優秀作品賞受賞。主な監督作品に『晴れ、ときどき殺人』『二代目はクリスチャン』 『犬死にせしもの』『のど自慢』『ビッグ・ショー! ハワイに唄えば』『ゲロッパ!』『パッチギ!』など
著: 李 鳳宇(リ ボンウ)
シネカノン代表。1960年生まれ。京都府出身。朝鮮大学校卒業後、パリに留学。 帰国後トクマ・ジャパンのプロデューサーを経て、'89年シネカノンを設立。'92年、初めて プロデュースした『月はどっちに出ている』が大ヒットし、国内外の映画賞を受賞。主なプロデュー ス作品に『KT』『のど自慢』『ゲロッパ!』『パッチギ!』『フラガール』など。'07年淀川長治賞受賞。