
電子顕微鏡でわかったこと
デンシケンビキョウデワカッタコトサイボウノビサイコウゾウカラゲンシノスガタマデ

超ミクロ世界への招待
電子顕微鏡は光学顕微鏡では決して見えない超ミクロの世界を、この目で見たいという人間の欲求が20世紀に作らせた画期的な装置である。この電子顕微鏡によって私たちは、生命を支える細胞の精妙な構造はもちろんのこと、物質を形成する原子の姿やその配列をも、この目で直視し実感することが可能になった。極微の世界に対する私たちの知見を飛躍的に“拡大”する、さまざまな電顕写真によって、人間はミクロコスモスをどこまで見て何を知るようになったかを紹介する。
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目次
1 ミクロの世界を走査電顕で見る
2 細胞の微細構造を透過電顕で探る
3 物質の長ミクロ構造を探る
書誌情報
紙版
発売日
1994年07月15日
ISBN
9784062570220
判型
新書
価格
定価:1,046円(本体951円)
通巻番号
1022
ページ数
218ページ
シリーズ
ブルーバックス