
マイページに作品情報をお届け!
「昭和」とは何だったのか
ショウワトハナンダッタノカ
- 著: 保阪 正康

「昭和」という変革の多かった時代。戦争体験者4000人の話を聞いて、昭和前期を検証した昭和史の第一人者に見えてきた真実とは! 昭和史から学ばずに政策を強行する昨今の政治情勢は危険だ。客観的に事実を述べてきた著者の、大本営発表を想起する報道問題から女帝論の歴史的意味までの渾身の問題提起!
戦後62年。戦争をどう語り継ぐべきか!
8月15日、いま考えなければいけないこと
「昭和」という変革の多かった時代。戦争体験者4000人の話を聞いて、昭和前期を検証した昭和史の第一人者に見えてきた真実とは! 昭和史から学ばずに政策を強行する昨今の政治情勢は危険だ。客観的に事実を述べてきた著者の、大本営発表を想起する報道問題から女帝論の歴史的意味までの渾身の問題提起!
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
第一章 戦後六十年をどう考えるか
第二章 死者からのナショナリズム
第三章 太平洋戦争下の日本
第四章 「再生日本」への道
第五章 日・中・韓「昭和史論争」
第六章 昭和史から学んでいない小泉首相
終章 戦争を語り継ぐ
あとがき
初出一覧
書誌情報
紙版
発売日
2007年08月10日
ISBN
9784062758536
判型
A6
価格
定価:628円(本体571円)
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年07月01日
JDCN
0627585300100011000O
初出
’05年11月、五月書房より刊行。
収録作品
-
作品名初出
-
作品名
戦後六十年をどう考えるか
初出
書き下ろし
-
作品名
過去を教師としなかった昭和
初出
初出:『中央公論』’04年2月号
-
作品名
日露戦争と太平洋戦争ではどこがちがったのか
初出
初出:『諸君』’04年3月号
-
作品名
「勅語」の真実
初出
初出:『論座』’04年1月号
-
作品名
「大本営発表」というシステム
初出
初出:『民法』’04年8月号
-
作品名
ポツダム宣言受諾をめぐる二つの訳文の謎
初出
初出:『歴史街道』’05年8月号
-
作品名
「玉音放送」、それぞれの思い
初出
初出:『歴史街道』’05年9月号
-
作品名
吉田茂の検挙と終戦工作
初出
初出:『歴史街道』’05年5月号
-
作品名
秘められた国家目標
初出
初出:『KAN』’05年夏号
-
作品名
軽武装そして経済復興
初出
初出:『潮』’05年8月号
-
作品名
平成皇室の命運を探る
初出
初出:『文藝春秋』’05年3月号
-
作品名
二〇〇五年の女帝論、その歴史的意味
初出
書き下ろし
-
作品名
「加害国・日本」と「被害国・中国、韓国」
初出
初出:『現代』’03年11月号
-
作品名
中国を悪し様にののしる日本社会の歪み
初出
初出:『東洋経済』’05年8月6日号
-
作品名
周恩来の「遺訓」
初出
初出:『現代』’05年7月号
-
作品名
東篠首相が連想される小泉首相の答弁
初出
初出:『世界』’04年2月号
-
作品名
小泉首相と「笑顔のファシズム」
初出
初出:『世界』’05年9月号
-
作品名
東條型ファシズムに対する怖さ
初出
初出:『東京新聞夕刊』’05年9月13日付
-
作品名
戦争を語り継ぐ昭和の証言者たち
初出
初出:『文藝春秋』別冊’05年8月