でかでか人とちびちび人 (新装版)

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でかでか人とちびちび人 (新装版)

デカデカジントチビチビジンシンソウバン

青い鳥文庫

ある夜、船長をしているおじの六兵太が小指の先ほどの小さな人間と話しているのを見て、ゆりは、びっくり。ちびちび人たちは、六兵太に、文字を習いに来ていたのです。ちびちび人が島へ帰ってから3か月ほどたったある日、でかでか・ぷんから、「ちびちび・ろんの一家が行方不明になった」という手紙が届きました。ちびちび・ろん一家を救うため、ゆりは、六兵太とともに、怪しい事件が起きた、のいばら市へ向かいます。


ゆりは、船長であるおじの六兵太とくらしています。
ある夜、六兵太が小指の先ほどの小さな人間と話しているのを見て、ゆりは、びっくり。ちびちび人たちは、六兵太に、文字を習いに来ていたのです。六兵太は、航海に出ているときに、南の島に浮かぶ不思議なふたつの島と、その島に住む、でかでか人とちびちび人との出会ったのでした。島へ帰っていくちびちび人を見送って、3か月ほどたったある日、でかでか・ぷんから、「ちびちび・ろんの一家が行方不明になった」という手紙が届きました。ちびちび・ろん一家を救うため、ゆりは、六兵太とともに、怪しい事件が起きた、のいばら市へ向かいます。


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書誌情報

紙版

発売日

2015年09月11日

ISBN

9784062855150

判型

新書

価格

定価:682円(本体620円)

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社青い鳥文庫

初出

本書は青い鳥文庫版の『でかでか人とちびちび人』(1981年刊)を原本として加筆・修正をおこない、新たに描き下ろしのイラストを加えたものです。

著者紹介

作: 立原 えりか(タチハラ エリカ)

東京都生まれ。大阪芸術大学キャラクター造形学科客員教授。「人魚のくつ」でデビュー。同作で、第8回児童文学者協会新人賞を受賞。以後児童向け作品を中心に、詩やエッセイなど、幅広く執筆。1961年「でかでか人とちびちび人」で第2回講談社児童文学作品受賞。作品に「ばらいろのもり」「きんいろのあめ」(いずれも講談社)、「コチョウガイ(ともだちだいすき)」(童心社)、「立原えりかのグリム童話」(朝日学生新聞社)ほか多数。

絵: つじむら あゆこ(ツジムラ アユコ)

香川県生まれ。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。おもちゃの企画、パッケージ会社勤務ののち、独立して、イラストの仕事を始める。児童書の挿絵の作品に、「マーメイド・ガールズ」シリーズ(あすなろ書房)、「おばけのバケロン」シリーズ(ポプラ社)、「おばけのポーちゃん」シリーズ(あかね書房)、『フラフラデイズ』(文研出版)ほか多数。

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