クリスマス・キャロル

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クリスマス・キャロル

クリスマスキャロル

世界でもっとも読まれているクリスマスの物語、
チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』。

幸せとはなにかを考えずにはいられない、
オスカー・ワイルドの童話『しあわせな王子さま』。

クリスマスシーズンに読みたいふたつの名作を
「赤毛のアン」シリーズの翻訳で人気の
村岡花子の美しい訳でお届けします。

自身もクリスチャンであった村岡花子が手がけた童話『さびしいクリスマス』も特別に収録。

イラストレーター北澤平祐と装丁家・中嶋香織とによる、
クラシカルかつ可愛い装丁で、
プレゼントにも、自分で持っているにも、ぴったりの一冊になりました。

毎年クリスマスに読み返したいアンソロジーです。


*中学生以上の漢字にルビつき


ⒸMie Muraoka/Eri Muraoka

目次

『クリスマス・キャロル』作:チャールズ・ディケンズ 訳:村岡花子
『しあわせな王子さま』作:オスカー・ワイルド 訳:村岡花子
『さびしいクリスマス』作:村岡花子

解説……河合祥一郎

書誌情報

紙版

発売日

2024年10月31日

ISBN

9784065370667

判型

四六

価格

定価:1,980円(本体1,800円)

ページ数

232ページ

電子版

発売日

2024年10月30日

JDCN

06A0000000000840918I

初出

「クリスマス・キャロル」…1952年新潮文庫から発売になった『クリスマス・カロル』の改訂版『クリスマス・キャロル』(2011年 新潮文庫)を底本としました。「しあわせな王子さま」…1965年保育社から発売になったものを底本としました。「さびしいクリスマス」…『村岡花子童話集 たんぽぽの目』(2014年 河出書房新社)収録の改訂版を底本としました。初出は、童話集『お山の雪』(1926年 青蘭社書房)。

著者紹介

作: チャールズ・ディケンズ(チャールズ ディケンズ)

チャールズ・ディケンズ(1812~1870) 作家。ヴィクトリア朝時代を代表する英国の国民的作家。『オリバー・ツイスト』『クリスマス・キャロル』『デイヴィッド・コパフィールド』『二都物語』『大いなる遺産』など現在でも読まれている作品を多数のこした。

訳・作: 村岡 花子(ムラオカ ハナコ)

村岡花子(1893~1968)  翻訳家・作家。山梨県甲府市生まれ。東洋英和女学校高等科卒業。1927年訳書『王子と乞食』(作:マーク・トウェイン)を出版。『赤毛のアン』(作:L.M.モンゴメリ)をはじめて日本に紹介した。2014年NHK朝ドラ『花子とアン』のヒロインのモデルになる。訳書に、「アン」シリーズ、「エミリー」三部作など多数。日本初の家庭図書館である道雄文庫ライブラリーを自宅に開館する。児童文学への貢献により藍綬褒章、勲四等宝冠章受章。

作: オスカー・ワイルド(オスカー ワイルド)

オスカー・ワイルド(1854年~1900年) 詩人、作家、劇作家。アイルランド・ダブリン生まれ。オックスフォード大学卒業。『しあわせな王子さま』『サロメ』『ドリアン・グレイの肖像』など、多くの作品をのこした。

解説: 河合 祥一郎(カワイ ショウイチロウ)

河合祥一郎 作家・翻訳家。東京大学大学院総合文化研究科教授。福井県生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号取得。著書に、第23回サントリー学芸賞受賞作品『ハムレットは太っていた!』(白水社)、『シェイクスピア 人生劇場の達人』(中公新書)、『NHK「100分de名著」ブックス シェイクスピア ハムレット』(NHK出版)など。手がけた翻訳に『不思議の国のアリス』、『鏡の国のアリス』、「新訳 ナルニア国物語」シリーズ、「新訳 ドリトル先生」シリーズ、シェイクスピアやポー、ワイルドの新訳など多数。

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