
司法は腐り人権滅ぶ
シホウハクサリジンケンホロブ
- 著: 井上 薫

いまや裁判所が人権を侵害し、最高裁すら憲法に違反している!
いま、裁判所がおかしい。
判例をよくよく読めば「イカれた判事(?)のアキれた判決」ばかり。国民は常識を働かせて司法の暴走を止めなくてはならない。
3つの有名な判決と裁判員制度を仔細に検討、まかり通る欺瞞を撃ち、マスコミの思いこみ報道に猛省をうながす。
- 前巻
- 次巻
目次
序章 司法は腐り人権滅ぶ
第1章 憲法裁判所ごっこ──尊属殺重罰規定違憲判決
1 親殺しの罪を問う
2 最高裁が犯した違法行為
3 周囲の誤解と深刻な影響
第2章 「蛇足判決」の弊害──小泉首相靖国神社参拝違憲判決
1 請求は棄却、参拝は違憲の奇怪
2 裁判官のめちゃくちゃな思考回路
3 不要な審理は血税の濫費である
第3章 これぞ越権の違法──愛媛玉串料訴訟最高裁大法廷判決
1 当事者死亡
2 住民訴訟の特殊性
3 地に落ちた判例の権威
第4章 裁判員制度は廃止すべきである
1 あなたはこうして任命される
2 司法の民主的コントロールとは
3 この制度は憲法違反というしかない
終章 司法を変えられるのは国民のみ
書誌情報
紙版
発売日
2007年05月19日
ISBN
9784061498938
判型
新書
価格
定価:792円(本体720円)
通巻番号
1893
ページ数
224ページ
シリーズ
講談社現代新書