
野生のうたが聞こえる
ヤセイノウタガキコエル

あるがままの自然への慈愛と共感、失われゆく野生への哀惜の情をみずみずしい感性でつづり、自然が自然のままで存在しつづける権利や、人間と生態系との調和を訴える先駆的思想を説く。そのしみじみとしたエッセーがソローの著作とならび称される一方で、自然との共生の思想により環境保全運動を支える役割をになってきた本書は、環境倫理の確立が強く叫ばれるいま、必読の古典的バイブルである。
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書誌情報
紙版
発売日
1997年10月09日
ISBN
9784061593015
判型
A6
価格
定価:1,155円(本体1,050円)
通巻番号
1301
ページ数
370ページ
シリーズ
講談社学術文庫