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恋愛と贅沢と資本主義
レンアイトゼイタクトシホンシュギ
- 著: ヴェルナ-・ゾンバルト ,
- 訳: 金森 誠也

著者はM・ウェーバーと並び称された経済史家である。ウェーバーが資本主義成立の要因をプロテスタンティズムの禁欲的倫理に求めたのに対し、著者は贅沢こそそのひとつと結論づけた。贅沢の背景には女性がいて、贅沢は姦通や蓄妾、売春と深く結びついていたというのである。かくて著者は断ずる。「非合法的恋愛の合法的な子供である奢侈は、資本主義を生み落とすことになった」と。(講談社学術文庫)
著者はM・ウェーバーと並び称された経済史家である。ウェーバーが資本主義成立の要因をプロテスタンティズムの禁欲的倫理に求めたのに対し、著者は贅沢こそそのひとつと結論づけた。贅沢の背景には女性がいて、贅沢は姦通や蓄妾、売春と深く結びついていたというのである。かくて著者は断ずる。「非合法的恋愛の合法的な子供である奢侈は、資本主義を生み落とすことになった」と。
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目次
第1章 新しい社会
第2章 大都市
第3章 愛の世俗化
第4章 贅沢の展開
第5章 奢侈からの資本主義の誕生
書誌情報
紙版
発売日
2000年08月09日
ISBN
9784061594401
判型
A6
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
1440
ページ数
368ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2015年10月23日
JDCN
0615944000100011000O
初出
’87年、論創社から刊行された同名の書を文庫化した。