トロイア戦記

トロイア戦記

トロイアセンキ

講談社学術文庫

『トロイア戦記』はホメーロスの『イーリアス』と『オデュッセイア』を架橋する壮大な長編叙事詩である。作者は3世紀のギリシャの詩人クイントゥス。『イーリアス』のあとを受け、アマゾーンの女王の華麗な活躍、戦争の端緒を開いた王子パリスの末路、木馬作戦の顛末、絶世の美女ヘレネーの数奇な運命等、魅力あふれる多数の挿話をちりばめつつ、トロイア崩壊までを描く。本邦初訳。


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目次

訳者まえがき
凡例
第1巻 アマゾーンの女王ペンテシレイア
第2巻 メムノーンの悲運
第3巻 アキレウスの最期
第4巻 アキレウス追悼の競技大会
第5巻 アイアースの自殺
第6巻 エウリュウピュロスのトロイア来援と勝利
第7巻 アキレウスの嫡子ネオプトレモス
第8巻 エウリュウピュロスの死
第9巻 戦線復帰するピロクテーテース
第10巻 パリス散華
第11巻 獅子奮迅のアイネイアース
第12巻 木馬作戦
第13巻 トロイア陥落
第14巻 ギリシャ軍の帰国
訳者あとがき

書誌情報

紙版

発売日

2000年09月08日

ISBN

9784061594470

判型

A6

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

通巻番号

1447

ページ数

448ページ

シリーズ

講談社学術文庫

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