五代と宋の興亡

五代と宋の興亡

ゴダイトソウノコウボウ

講談社学術文庫

唐末五代の動乱を制した北宋の皇帝権力は、科挙に合格した文人官僚が支えた。しかし北方の遼や西夏、金への防備は財政を悪化させ、大地主・大商人と結託した官僚の悪政も新法・旧法の党争を招き北宋は滅亡。杭州を都とした南宋は、金と和約後開発が進み、都市は空前の繁栄を示す。朱子学や印刷術など文化・科学の発展も目覚ましい宋代300余年の興亡。


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目次

第1章 五代十国の推移と節度使体制
第2章 宋政権の成立と官僚体制
第3章 北宋をめぐる国際関係
第4章 官戸形勢戸の土地所有と貨幣経済・財政の拡大
第5章 王安石の新法――神宗朝の政治・財政改革
第6章 新旧両党の抗争と北宋の滅亡
第7章 南宋の政治状勢と金との関係
第8章 南宋の滅亡
第9章 宋代の農業の発展
第10章 商業の発達と都市の発展
第11章 宋代の文化

書誌情報

紙版

発売日

2004年10月09日

ISBN

9784061596795

判型

A6

価格

定価:1,672円(本体1,520円)

通巻番号

1679

ページ数

512ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

底本:本書は小社刊『中国の歴史』第5巻「五代・宋」(1974年刊)を底本とした。

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