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空蝉
ウツセミ

若くして滅亡の美を視た人々の生を、静かな抒情に寄せて綴る、遺作「空蝉」。人妻と青年の禁じられた恋愛を描く、幻の処女作「晩夏」。未発表作「遁走曲」。生前に単行本未収録であった「交喙の嘴」「春の修羅」「掌の小説」……など10篇を収録。立原正秋の出発点と終着点を示し軌跡を伝え、その華麗な文学世界の真髄を凝縮した、異色短編集。滅びの美しさを謳う立原文学の原点と到達点が、ここにある!
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書誌情報
紙版
発売日
1984年11月08日
ISBN
9784061833753
判型
A6
価格
定価:406円(本体369円)
ページ数
212ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2019年07月05日
JDCN
06A0000000000060631H
収録作品
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作品名初出
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作品名
空蝉
初出
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作品名
晩夏
初出
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作品名
遁走曲
初出
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作品名
春の修羅
初出
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作品名
夫婦
初出
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作品名
バスの中
初出
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作品名
奥さん
初出
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作品名
十万円の弁当
初出
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作品名
ネクタイ
初出
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作品名
交喙の嘴
初出