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夫婦善哉
メオトゼンザイ

しっかり者の新地の芸者蝶子は若旦那柳吉と駆落して所帯を持ち、甲斐性なしの夫を支えて奮闘する──大阪の庶民の人情を自在な語り口で描いて新進作家の地位を確立した「夫婦善哉」のほか、「放浪」「勧善懲悪」「六白金星」「アド・バルーン」、評論「可能性の文学」。作家生活僅か7年、裏町人生のニュアンスに富んだ諸相を書き続けて急逝した織田作之助の代表作6篇を収録。
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書誌情報
紙版
発売日
1999年05月10日
ISBN
9784061976627
判型
A6
価格
定価:1,210円(本体1,100円)
ページ数
294ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2013年11月22日
JDCN
0619766200100011000N
初出
1970年2月刊、講談社版『織田作之助全集』第1巻(「夫婦善哉」「放浪」)、同年4月刊同第3巻(「勧善懲悪」)、同年六月刊同第5巻(「六白金星」「アド・バルーン」)、同年10月刊同第8巻(「可能性の文学」)
著者紹介
解説: 種村 季弘(タネムラ トシヒロ)