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南回帰線
ミナミカイキセン

クリスマスの翌日の12月26日に生まれてしまった《遅れてきたキリスト》のぼくは29歳、ニューヨークで電信会社の雇用主任の職につく。ぼくは《卵巣の市電》という固定観念にとりつかれ、人間実存の根源を探るべく混沌とした性の世界を彷徨する。“20世紀最大の危険な巨人”と呼ばれたミラーが1939年パリで刊行した自伝的作品。
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書誌情報
紙版
発売日
2001年01月10日
ISBN
9784061982451
判型
A6
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
560ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1977年6月、講談社刊の『世界文学全集(第100巻)を底本とした。
著者紹介
訳・解説・その他: 河野 一郎(コウノ イチロウ)