文芸時評

文芸時評

ブンゲイジヒョウ

講談社文芸文庫

大正10年「招魂祭一景」で注目された著者は翌11年、文芸時評家として文壇に登場、小説を書く傍ら20年に亘り時評を書き続けた。本書には「永井荷風氏の『つゆのあとさき』」、「谷崎潤一郎氏の『春琴抄』」のほか横光利一の純粋小説論にふれた「『純粋小説論』の反響」など昭和6年から13年までの時評を収録。自ら激動の時代を反映。ノーベル賞作家川端康成の出発点を刻す文芸時評。


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書誌情報

紙版

発売日

2003年09月12日

ISBN

9784061983465

判型

A6

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

448ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

初出

本書は1938年12月改造社刊『川端康成選集第8巻』を底本として使用し、新漢字・新かな遣いに改め(引用文等は底本のまま)多少ふりがなを加えました。

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