プロレス、至近距離の真実

プロレス、至近距離の真実

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2万試合を裁いた男が引退を機に門外不出の掟をすべて語る!!

レフェリーという仕事は、ただカウントを数えたりギブアップを確認するだけの仕事ではない。実は観客の目につかないところに、重要な仕事が隠されている。それは、いつ死に直面しても不思議ではないレスラーの「リスク管理」と、激しい試合を展開させるための「演出」である。相反する2つの役割を担うのがレフェリーであり、それが十分にできなければ一人前とは認められない。
この本では、約2万試合を裁いてきた私のレフェリー生活の集大成として、今まで誰も語らなかったプロレスのレフェリーという仕事の真実を書いた。レフェリーの目を通して見たプロレスから、ファンの方々にプロレスの奥深さやレスラーの強靱さを理解していただき、今まで以上にプロレスを楽しく観戦してもらえれば本望だ。──「まえがき」より抜粋

リング上でしか見えないプロレスをここまで具体的に書けるのは、すべてを知っている高橋さんだからこそだ!──橋本真也
コーナーポストから場外に向かってムーンサルトプレスをかましたぐらいすげえインパクトあるよ、この本!──武藤敬司


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目次

第1章 裁定 初めて明かすレフェリーとしての真の闘い
第2章 刺客 テレビが映さなかった外人レスラーの素顔
第3章 道場 日本プロレス界の裏ヒストリー
第4章 巡業 外人バスの中で起こった数々の事件
第5章 死闘 レフェリーだからこそ見えた3カウントの真相

書誌情報

紙版

発売日

1998年11月18日

ISBN

9784062094870

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

286ページ

著者紹介