聖書武将の生々流転

聖書武将の生々流転

セイショブショウノセイセイルテントヨトミヒデヨシノチョウセンシュッペイトナイトウジョアン

日本と朝鮮半島との確執のすべては、ここに始まった!
日韓、日朝のギクシャクした関係を語る上で、避けて通れないはずの豊臣秀吉の朝鮮出兵だが、なぜか彼我の温度差は大きい。歴史の彼方に忘れ去られているこの侵略戦争の真実を、綿密な取材と調査で明かす歴史ノンフィクション!!

戦国武将のなかでも、内藤如安ほど数奇な生涯をたどった男はいない。最後の足利将軍・義昭を守って織田信長と対峙し、後に小西行長に従って朝鮮へ出陣。戦況が不利になるや、明との和平使節という難しい任務につく。関ヶ原の合戦で行長が敗れた後、行長の仇敵(きゅうてき)だった加藤清正に請われて仕えるが、キリシタンであったがために迫害を受け、幾多の辛苦の果てルソンに追われる。──如安の人生を通して浮かび上がった、知られざる秀吉の朝鮮出兵の真実とは?


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書誌情報

紙版

発売日

2000年01月20日

ISBN

9784062098823

判型

四六

価格

定価:1,980円(本体1,800円)

ページ数

320ページ

著者紹介