
生存する脳
セイゾンスルノウココロトノウトシンタイノシンピ
- 著: アントニオ・R・ダマシオ ,
- 訳: 田中 三彦
世界17カ国でベストセラー!!
人間の心的活動は、間断なく状態が変化する「身体」と「脳」との「ダイナミックな相互作用」をとおしてのことであり、身体を考慮せずに、「情動」も「感情」も合理的意志決定も、自己も意識も説明できない──「訳者まえがき」より
心はどこから生まれるのか、脳が傷つくと人格変化が起きるのはなぜか、自分はなぜ自分なのか。現代の唯脳主義を根底から揺すぶり脳と意識と自己を知る究極の本!
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目次
序章 「脳だけ」で心は生まれない
第1章 傷ついた脳
第2章 よみがえった脳
第3章 現代のフィネアス・ゲージ
第4章 醒めた心に
第5章 何が人間を理性的にさせるのか
第6章 生体調節と生存
第7章 情動と感情
第8章 ソマティック・マーカー仮説
第9章 健常な脳と傷ついた脳
第10章 身体にあやつられる脳
第11章 推論のための情感
書誌情報
紙版
発売日
2000年01月24日
ISBN
9784062100410
判型
四六
価格
定価:3,080円(本体2,800円)
ページ数
408ページ