わからなくなった世界情勢の読み方

わからなくなった世界情勢の読み方

ワカラナクナッタセカイジョウセイノヨミカタ

「どうなるのか世界!」「どうするのか日本!!」
アメリカ一極集中の世界から、さまざまな文化・宗教・慣習を持つ人たちとの国家を超えた関係への構想力が、日本人に問われています。真の世界平和を「わかる・つくる」ために今を生きる、希望の書!

「ウサギは耳が長い」という言葉があります。強い力を持っていないウサギは、長い耳を使って周囲の危険を察知することで生き延びようとします。限られた防衛力しか許されていない日本も、ウサギのような優れた情報収集能力を持つことで、自国と自国民を守る態勢を作っていかなければならないのです。日本独自のテロ対策の強化が求められています。同時多発テロ以降、アメリカ発の世界同時不況も進行している今、日本が世界から求められているのは、貧困撲滅への取り組みです。世界の安定をまずアジアから、という視点で、日本がとるべき構想が必要なのです。――(本文より抜粋)


  • 前巻
  • 次巻

目次

第1章 まったく世界情勢がわからなくなった
第2章 揺らぐ世界経済
第3章 混迷する冷戦後の世界秩序
第4章 新しい「冷戦」が始まる
第5章 ヨーロッパの新秩序は確立するか
第6章 求められる日本の構想力

書誌情報

紙版

発売日

2001年12月20日

ISBN

9784062110686

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

304ページ

著者紹介