
武骨の人 料治直矢
ブコツノヒトリョウジナオヤ
- 著: 瀧井 宏臣
なぜ異色の名キャスターは人々に深く愛されながら「討ち死に」していったのか
テレビカメラの前で殴られ、尖閣諸島取材中のケガがもとで小指を切断、スタジオでは短パンにゴム草履でニュースを読み……。自らを飾ることなく、ひとには常に優しかったシャイな男の、知られざる素顔とルーツが初めて明かされる!
「ふかくこの生を愛すべし」
この言葉は、会津八一が学規とした四則の第一であったが、料治の一生もこの原理に貫かれ、導かれていたように私には思えてならない。――(本文より)
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書誌情報
紙版
発売日
2004年05月27日
ISBN
9784062123457
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
290ページ