
今知りたい世界四大宗教の常識
イマシリタイセカイヨンダイシュウキョウノジョウシキ
- 著: 白取 春彦
就活・入試・面接に役立つ!テレビ・新聞のニュースの真相がわかる!本書の知識で「世界の見方」が一変する!!
なぜ宗教は発生したのか?なぜ宗教は人々の心をとらえるのか?宗教の「謎」を読み解く!!
たとえば、人を殺してはならない、盗んではならない、他人と仲良く暮らしていかなければならない、というようなふつうの倫理は、わたしたち人間が知性や経験から導き出したものではなく、宗教が人間に教えてくれたものなのです。倫理ばかりではなく、時間は未来に向かって一方向に流れていくという考え、去年の春は過去であり、今年の春ではないというものの見方、誰もが人間として平等であるべきだという社会観念、一夫一婦制や七日に一度は休むという制度、私的復讐をしてはならないという法倫理、代償は支払わねばならないという経済倫理、愛が人間をささえているという価値観、等々、挙げればキリがないのですが、これらわたしたち人間を人間らしくしているものは、みな宗教から来ているのです。言い換えれば、宗教が世界をつくってきたということです。――<本文より抜粋>
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目次
第1章 宗教、基礎の基礎
第2章 宗教のはじまりと普及
第3章 ユダヤ教の常識
第4章 キリスト教の常識
第5章 イスラム教の常識
第6章 仏教の常識
書誌情報
紙版
発売日
2006年03月16日
ISBN
9784062131971
判型
A5
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
274ページ