東大式 絶対情報学

東大式 絶対情報学

トウダイシキゼッタイジョウホウガク

競争社会を勝ち残るための「IT知」の技法
絶対情報感を身につけろ!
東京大学全学必修・文理共通科目「情報」の最先端カリキュラムを初公開!情報の達人になる秘訣を完全伝授

絶対情報感とは?――3つの「人称」の視点で見直す情報感覚
●第一人称性情報感
 情報対象の全体像へ開かれた強い予感と確信、実行の感覚
●第二人称性情報感
 多様な情報通信過程での主客関係の自在な転倒感覚
●第三人称性情報感
 情報過程を遂行する自分自身を含む全体像の客観的把握の感覚

全ての言語は、「私」「あなた」「それ以外」の主語を持っています。「絶対情報感」は、必要に応じてこれら3つの立場で情報を見直す、知的反射神経なのです。

21世紀初頭の今日、わたしたちは膨大な情報の洪水の中で、日々の生活を営んでいます。一方でコンピュータやネットワーク環境は毎日のように「高速化」します。しかし、ユーザである私たち人間は、必ずしもその加速に追いついているとは言えません。「IT知」の技法を駆使して、めまぐるしく変化するネットワーク上のおびただしい情報の渦をものともせず、常にクリエイティブな信頼感を周囲に持ってもらえるようになったとき、情報の荒波はサーファー垂涎のラッキーウェイブに変わるでしょう。――<本文より>


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書誌情報

紙版

発売日

2006年03月24日

ISBN

9784062133715

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

264ページ

著者紹介