
「小泉規制改革」を利権にした男 宮内義彦
コイズミキセイカイカクヲリケンニシタオトコミヤウチヨシヒコ
規制改革は最大のビジネスチャンス!
「規制緩和の旗手」と「改革利権の最大の受益者」の1人2役を演じた経済人の「光と影」
宮内は、何を狙って規制緩和を推進したのか。ビジネスチャンスの拡大が、彼の目的であろう。規制を少し動かすだけで、ヒトの流れ、モノの流れ、カネの流れが変わるからだ。規制を撤廃すれば、既得権者に向かっていた流れを断ち、新しい商機を生み出すことができるのである。規制緩和は、既得権者が独占していた利権を奪うことを可能にした。新語辞典風に言えば「改革利権」である。
- 前巻
- 次巻
目次
序章 アウトサイダーからインサイダーへ
第1章 規制緩和を糧として
第2章 村上ファンドと二人三脚
第3章 「すべてが最初」をモットーに
第4章 生身の宮内義彦
第5章 言行不一致
第6章 本当は何を変えようとしたのか
第7章 アウトサイダーに戻る宮内義彦の運命
書誌情報
紙版
発売日
2006年12月22日
ISBN
9784062137256
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
256ページ