ブラック・ケネディ オバマの挑戦

ブラック・ケネディ オバマの挑戦

ブラックケネディオバマノチョウセン

弱冠46歳、アメリカ史上初の黒人大統領を目指すバラク・オバマ。「ケネディの再来」と目される男の人生を、ドイツ人特派員が大胆に描く!!

●優等生から一転、ジャンキー寸前だったハイスクール時代
●ニューヨークでは“超リッチ”なビジネスマンも経験
●人々を熱狂させた伝説のスピーチ
●落選経験アリ●家事は大の苦手(5歳の娘よりもベッドメーキングが下手)
●アルコール嫌いだけどタバコ好き
●最愛の妻は病院副院長で、最近まで年収3000万円
●トム・ハンクスやジョージ・クルーニーも熱烈支持・・・・・

新しいアメリカ大統領を知るのに最適な一冊。


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目次

第一章 “アメリカ統合”の象徴として
●出馬宣言は「奴隷解放」の歴史的な場所から
●バラク・オバマのルーツ
●父母の死を乗り越えて
●運命のハワイ ほか
第二章 自暴自棄の少年時代
●大使館で見た写真の衝撃
●新しい故郷としてのジャングル
●どん底 麻薬も吸った“不良時代”
●オバマを叱りつけた女子大生
●ニューヨークで“真面目人間”になる ほか
第三章 コミュニティ・オーガナイザー
●スラムの貧困との闘い
●成功を呼び込んだ「三つの才能」
●オバマの宗教との最初の出会い
●本当は野心家? ほか
第四章 信仰心と黒人運動
●宗教右派の影響力
●オバマの“師”ジェレミー・ライト
●オバマは十分に黒いか?
●クリントン夫妻の戦略の失敗
●人種隔離政策の暗い歴史 ほか
第五章 大統領への挑戦
●スター誕生
●州議会議員への道
●惨敗
●「チーム・オバマ」の誕生
●ヒラリーはなぜ負けたか ほか
第六章 最愛の妻ミシェル
●最初のスキャンダルは「自宅購入」疑惑
●「オバンビ」対「ヒルジラ」
●マケイン最大の弱点
●愛はニコチンパッチを超える
●私の夫はロック・スター?
●二人の「馴れ初め」 ほか
第七章 変革のとき
●“洞窟”の賢人
●誠実さも時には命取りに
●政治の世界へ進んだ理由 ほか

書誌情報

紙版

発売日

2008年08月01日

ISBN

9784062147736

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

258ページ

著者紹介

著: クリストフ・フォン・マーシャル(クリストフ・フォン・マーシャル)

1959年ドイツ・フライブルク生まれ。ジャーナリスト、歴史学者。フライブルク大学大学院博士課程修了。新聞記者として経験を積んだ後、現在は日刊紙「Tagesspiegel」(ターゲスシュピーゲル)ワシントン支局長を務める。9/11同時多発テロの報道により、2001年にGerman-American Commentary Awardを受賞。現代アメリカ政治に対する徹底した取材と鋭い洞察力で知られる。

訳: 大石 りら(オオイシ リラ)

1960年横浜生まれ。翻訳家、TVプロデューサー。明治大学文学部英文科卒業後、ドイツに渡る。フランクフルト大学にて哲学、政治学、社会学を学ぶ。同大学大学院修士課程修了、同大学院博士課程中退。