愛について考えてみないか

愛について考えてみないか

アイニツイテカンガエテミナイカ

テレビドラマ『花より男子』『歌姫』の脚本、そして東京セレソンデラックス主宰として注目を浴びているサタケミキオ=宅間孝行の書き下ろし小説。
8月公開予定の映画『同窓会』の原作本。

売れっ子映画プロデューサーの南克之は、初恋を実らせ一緒になった妻の雪に浮気がばれて、あっさりと離婚届に判を押されてしまった。そんな中、克之は待望の新作映画の打ち合わせを兼ねて、久しぶりに故郷の長崎に戻る。旧友たちと再会し、語り合ううちに、映画監督を夢見て8ミリカメラを片手に雪を追い掛け回した高校時代を思い出す。
そんな克之のもとに、同級生のえりから、雪が医者に3ヵ月と言われたことを電話で聞く。雪の命があと3ヵ月!? 驚いた克之は、雪のために自分が最後にしてあげられることを考えた。
それは、雪のために同窓会を企画することだった……。


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書誌情報

紙版

発売日

2008年07月17日

ISBN

9784062147859

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

338ページ

著者紹介

著: サタケ ミキオ(サタケ ミキオ)

1970年、東京都出身。97年、劇団「東京セレソン」を旗揚げ。01年「東京セレソンデラックス」と改名するのを機に、主宰・作・演出・主演として活動。役者としては宅間孝行として活動している。TVドラマシリーズ『花より男子』『花より男子2~リターンス゛~』ともに脚本を手掛ける。自身の劇団の舞台をドラマ化した『歌姫』(07/TBS・第2回ギャラクシー・マイベストTV賞受賞)、映画『ヒートアイランド』(07/片山修監督)などでも才をふるった。