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すばらしい人間部品産業
スバラシイニンゲンブヒンサンギョウ
- 著: アンドリュー・キンブレル ,
- 訳: 福岡 伸一
「私の問題意識はこの本から始まった」 福岡伸一
★臓器や組織の効率的な売買のために、胎児の生体解剖が行われている?
★凍結されたままの胚(受精卵)に、人権や遺産相続権はあるのか?
★ある調査で、「生まれる子供が肥満体とわかれば中絶したい」と答えた人が11%
★ヒトの遺伝子をもつように改良された「動物」に次々と特許が与えられる
★「背が高くなるように」と、毎日ヒト成長ホルモンを注射する少年
★クローン技術によって生まれた生物には、なぜ「異常体」が多いのか?
血液、臓器から、胎児、遺伝子、はては新種生物やクローン人間までもが効率的に生産され、市場で売買される時代。その萌芽はすでに半世紀前から始まっていた……。
人間部品産業(ヒューマンボディショップ)のリアルな実態に警告を発した歴史的名著に、新エピソードを加筆した改訂&決定版! 福岡ハカセの“原点”が名訳とともに甦る。
人間は「人間部品の商品化」に答えを出せるのだろうか?
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書誌情報
紙版
発売日
2011年04月15日
ISBN
9784062162876
判型
四六変型
価格
定価:2,530円(本体2,300円)
ページ数
450ページ
初出
1995年に化学同人より刊行された「ヒューマン ボディ ショップ」を改題、一部修整・加筆の上、再出版したもの。
著者紹介
Andrew Kimbrell 弁護士、市民運動家、執筆者として、およそ四半世紀にわたり活躍中。1997年には食品安全センター(Center for Food Safety=本拠・ワシントンD.C.)を創設、事務局長を務める。環境保護、持続可能な農業のあり方を訴えている。おもな著書に”Your Right to Know”(邦題:『それでも遺伝子組み換え食品を食べますか?』・筑摩書房刊)がある。
ふくおか・しんいち 1959年東京生まれ。生物学者。京都大学卒。米国ハーバード大学研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授。2007年に発表した『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)は、サントリー学芸賞、および新書大賞を受賞し、ベストセラーとなる。おもな著書に『世界は分けてもわからない』(講談社現代新書)、『動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』(木楽舎)、『ルリボシカミキリの青』(文藝春秋)、『できそこないの男たち』(光文社新書)などがある。
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