
息子 マイケル・ジャクソンへ ~天国への遺言状~
ムスコマイケルジャクソンヘテンゴクヘノユイゴンジョウ
6月25日、世界中が悲しみに覆いつくされたKING of POPの悲報。あの悲劇から1年。未だに解明されない事件の真相、群がり続ける金銭の亡者たち、そして癒やされないファンの悲しみ……。そんななか、これまでの沈黙を破って、マイケル・ジャクソンの実父、ジョセフ・ジャクソン氏自身が、ついに真実を語りました。
これまで“メディアの悪意”によって流された数々のウソとデマ――家族の不仲説、マイケルとの確執説、マイケルの奇行説……これらのほとんどが、ありもしないことを、あたかも真実であるかのように伝えたものでした――に対し、多くの場面で沈黙を守ることで、家族の尊厳を守り続けてきたジョセフ氏。そのことが、さらにマスコミのウソを増長させたとしても、人を傷つけないという、ジャクソン家の誇りを貫いてきた彼が、世界で初めて『ジャクソン家に起きたこと』を語ります。
ジャクソン家の生い立ちから、ジャクソン5、ジャクソンズ、マイケル・ジャクソン、ジャクソン兄弟、悲劇の前後、そしてその後1年間に起こったこと。そこにあるのは、これまで報道されてきたジャクソン家の姿とは違う、愛情に満ち溢れた、しかしながら厳しいショービジネスを生き抜いてきた世界で唯一の家族の物語です。
本書は、ジョセフ自身のが10年に亘って書き連ねた自伝と、最近の世界初公開のインタビューにより構成されています。ジャクソン家の真実・稀代のポップスターがなぜ悲劇にあわなければならなかったのか、本書に答えがあります。
※2000年、マイケルは父親の愛情を認める講演を行い、無罪となった性的虐待疑惑裁判のときにも、妻キャサリンとともに毎日マイケルに付き添うなど、実際の家族は非常に深い絆で結ばれたものでした。また、本書では、これも世界初となる、エンシノのジャクソン家にそのまま残るマイケルの部屋を、写真で公開しています。
- 前巻
- 次巻
書誌情報
紙版
発売日
2010年07月02日
ISBN
9784062163408
判型
四六
価格
定価:1,980円(本体1,800円)
ページ数
292ページ
著者紹介
著: ジョセフ.ウォルター・ジャクソン(ジョセフ.ウォルター・ジャクソン)
Joseph JACKSON 1929年7月26日、アメリカ、アーカンソー州ファウンテン・ヒルで生まれる。ボク サー、クレーン運転手、鉄道工夫、溶接工などの仕事に就き、1949年、キャサリン・ スクルーズと結婚。9人の子供をもうける。自身のバンド・ファルコンズの活動を経 て、子供たちで結成したジャクソン5のマネージャー、プロデューサーとなる。 黎明期のジャクソン5時代は、毎日16時間の労働の後、3時間の音楽トレーニングを続けるなど、二束の草鞋を履き続けて家族を支えた。 “マイケル・ジャクソンの父”ではなく、“ジャクソン・ファミリーの父”という立場を今も貫き、兄弟たちがそれぞれ独立した後も、可能な限り全ての活動のサポートを行っている。現在はラスベガスを拠点に、プロデューサーとして活躍するほか、ジャクソン・ファミリー・チャリタブル財団を主宰し、チャリティー活動にも力を注いでいる。