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第四権力<スキャンダラス・テレビジョン>
ダイヨンケンリョクスキャンダラステレビジョン
- 著: 高杉 良

行政・立法・司法の三権を時として凌駕する力を擁する「報道」。中でも最大の影響力を誇るテレビ業界で、権力をめぐる権謀術数が渦を巻く。社長交代の軋轢に巻き込まれた若き経営企画部員は、局内のマドンナたる女性広報局長と連係して動き出すが……。
巨大メディアの奥深くに光を当てる、衝撃的長編小説。
※初出誌:週刊現代2012年2月18日号~2013年1月5日・12日合併号。単行本化に当たり、連載タイトル「小説 第四権力」を改題し、加筆しました。
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目次
第一章 怪文書の“怪”
第二章 伝説のテレビ屋たち
第三章 活字コンプレックス
第四章 トップ人事
第五章 “民放のNHK”
第六章 中期経営改革
第七章 特命事項
第八章 人事異動
第九章 人事権者の暴走
書誌情報
紙版
発売日
2013年05月17日
ISBN
9784062183703
判型
四六変型
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
394ページ
電子版
発売日
2013年06月28日
JDCN
0621837000100011000C
初出
『週刊現代』2012年2月18日号~2013年1月5日・12日合併号、単行本化に当たり、連載タイトル「小説 第四権力」を改題し、加筆した。
著者紹介
1939年東京生まれ。化学業界専門紙の記者、編集長を経て、1975年『虚構の城』でデビュー。以後、綿密な取材に裏打ちされたリアリティに富む経済小説を次々に発表。企業組織の不条理と戦うミドルの姿を描いた作品は、日本中のビジネスマンより絶大な支持を得ている。他の作品に『金融腐食列島』『乱気流 小説・巨大経済新聞』『管理職の本分』『破戒者たち 小説・新銀行崩壊』、多年にわたる取材の過程で出会った日本経済のリーダーたちの素顔と実像を明かした新書『男の貌 私の出会った経営者たち』などがある。