少し金を貸してくれないか 続・三角でもなく 四角でもなく 六角精児
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少し金を貸してくれないか 続・三角でもなく 四角でもなく 六角精児

スコシカネヲカシテクレナイカゾクサンカクデモナクシカクデモナクロッカクセイジ

ギャンブルにハマって借金三昧。夜の街も大好きで、妻はアイソをつかして出て行った(計3人)。あの頃、僕はクズだった。仕事が増えたのは40歳を過ぎてから。それでも時間があるとパチンコ屋に足が向き、成人病を警告されても酒・揚げ物・ラーメンがやめられない。自分のしょうもなさにウンザリしながらも、六角バンドでCDデビューを果たし、大好きな鉄道の旅やボクシングを満喫する。人生、時間はかかれそ道は開かれる。


競馬、競輪、パチンコと、ギャンブルにハマって金を失い、サラ金をはしごして借金三昧。夜の街も大好きで、呑んで唄って前後不覚。妻もアイソをつかして出て行った(計3人)。自分で言うのも何だけど、「あの頃、僕はクズだった」。
仕事が増えたのは40歳を過ぎてから。それでも時間があると、パチンコ屋に足が向く。医者から成人病を警告されたけど、酒・揚げ物・ラーメンがやめられず、「僕は化学調味料の虜」と言ってはばからない。
そんな自分のしょうもなさにウンザリしながらも、六角バンドで念願のCDデビューを果たし、大好きな鉄道の旅を満喫し、ボクシング観戦に熱狂する。俳優としての人気もぐんぐん上昇して、曰く、「時間はかかれど道は開かれる」。
「恥をかける場所があるのは有り難い」「人生、生きてみなけりゃ分からない」など個性的な価値観が、笑いの向こうに見えてくるエッセイ集。


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目次

第1章/あの頃、僕はクズだった
パチンコ屋から、別のパチンコ屋へ/景品は味の素/駄菓子屋でバクチに目覚める/麻雀に愛は必要ですか?/勝つも地獄、負けるも地獄/少年は河川敷で大人になる/東京にカジノを作らないで!/最近ツイているのは凶事の前触れ!? など
第2章/少し金を貸してくれないか
何の芸もない石ころ俳優/舞台が地獄絵図と化した/僕がおかっぱ頭である理由/大丈夫か? 六角バンドがCD作って/女子大生と赤ワインに溺れた夜/褌は手強い など
第3章/化学調味料がたまらなく好きだ!
生涯最大の激痛が!/青森のキャバクラで見たもの/銭湯が苦手だ/さらば激痛、そしてピンサロ/当てなき旅に出た/半ズボンからオチンチン/心筋梗塞と向き合う/呪われた高級時計 など
第4章/あれは心の折れる音?
昭和の臭いが消えてゆく/廃線が心配なローカル線に乗ろう/人は何故ボクシングをするのだろう/列車は夢を乗せて走るのだ/見知らぬ町を旅するのが無性に好きだ など
特別付録 二十年前に書いたエッセイ『右目の覚え書き』

書誌情報

紙版

発売日

2014年03月21日

ISBN

9784062189231

判型

新書

価格

定価:1,019円(本体926円)

ページ数

176ページ

電子版

発売日

2015年02月06日

JDCN

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初出

『週刊現代』2012年11月10日号~2014年3月15日号 単行本化にあたり、抜粋・修正をした。

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