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質量の起源
シツリョウノキゲンブッシツハイカニシテシツリョウヲカクトクシタカ
- 著: 広瀬 立成

現代素粒子物理学の最前線からの報告!
「時間」や「空間」とともに「質量」は物理学の基本概念である。物理学が対象とする物質が存在すればそこに質量もあると考えるのが当然だ。ところが、宇宙誕生の初期、すなわち物質生成のはじめには質量はなくて、物質の進化とともに質量を獲得したというのが現代物理学の結論だという。いったい質量がない物質とは何か、それがいかにして質量をもつようになったのか。現代素粒子物理学が明らかにした宇宙と物質のダイナミックな進化の姿を紹介しよう。
- 前巻
- 次巻
目次
第1章 現代における万里の長城
第2章 質量とは何か
第3章 質量はどこにある
第4章 転化する質量
第5章 質量と力
第6章 質量の誕生
第7章 宇宙と質量
終章 質量の周辺
書誌情報
紙版
発売日
1994年02月15日
ISBN
9784062570046
判型
新書
価格
定価:1,078円(本体980円)
通巻番号
1004
ページ数
282ページ
シリーズ
ブルーバックス