
脳のしくみとはたらき
ノウノシクミトハタラキシンケイシンリガクカラサグルノウトココロ
- 著: クリスティ-ヌ・テンプル ,
- 訳: 朝倉 哲彦

知れば知るほどますます不思議、脳と心!
例えば、漫画家の描いた単純な線画の似顔絵から、線では表しきれないような複雑な要素のたくさんある本人の顔だと、どうして認識できるのでしょうか? 生物の名前は言えても、道具などの無生物の名前は言えないというような言葉や記憶の障害がなぜ起こるのでしょうか? 騒音に近い大勢の人々の声が入り乱れる中で自分の名前だけが聞き取れるのはなぜでしょうか? 私達が日々、ほとんど意識することなくやすやすと営んでいる心の活動の背後にある脳の精妙なしくみとはたらきを、神経心理学から解明します。
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目次
1 脳細胞と脳の構造
2 機能の局在:脳のどの部分が何をしているか
3 脳梁
4 言語と脳
5 記憶と脳
6 視覚性認知と脳
7 読み書きと脳
8 情動と脳
書誌情報
紙版
発売日
1997年02月20日
ISBN
9784062571562
判型
新書
価格
定価:1,210円(本体1,100円)
通巻番号
1156
ページ数
326ページ
シリーズ
ブルーバックス