脳と心の量子論

脳と心の量子論

ノウトココロノリョウシロンバノリョウシロンガトキアカスココロノスガタ

ブルーバックス

人類最後の知の大冒険!
意識科学についての国際会議、国連大学にて開催決定!!

心の本体に物理学で迫れるのか!?
いっしょに仮想宇宙船エルヴィン号に乗って脳の組織を探検する冒険旅行に出かけましょう。量子場脳理論を武器にしたあなたが目にする心の本体は、記憶を蓄えた脳組織から絶え間なく生み出される光量子の疑集体!


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目次

0 結論(まえがきにかえて)
1 古代の英知に学ぶ
2 デカルトの考えた記憶のからくり
3 ミクロの決死圏
4 原子をのぞいて見ると
5 分子の成り立ち
6 水の旅人
7 水とミッキー場
8 量子の世界から生還した猫
9 貴公子ルイ・ド・ブロイ
10 波止場から見た波、波動場と波
11 空間を埋めつくす針ネズミ
12 エルヴィンさんの針ネズミ 
13 つかのまの静寂
14 エルヴィン流、隠れ身の術
15 神様もギャンブルがお好き?
16 猫は臨死体験をするか?
17 光子(フォトン)
18 えっ、場、場の量子論!?
19 生命とは何か
20 ミッキーのシンクロナイズドスイミング
21 「いのち」と「こころ」
22 知の水源
23 量子電磁気学
24 エネルギー量子としての光子
25 光にならない隠れ光子
26 対称性とマクロの物質
27 南部・ゴールドストーン量子
28 電気双極子の凝集場とヒッグス・メカニズム
29 記憶の迷宮
30 心とは何か

書誌情報

紙版

発売日

1998年05月20日

ISBN

9784062572163

判型

新書

価格

定価:1,034円(本体940円)

通巻番号

1216

ページ数

268ページ

シリーズ

ブルーバックス

著者紹介