
光合成とはなにか
コウゴウセイトハナニカ
- 著: 園池 公毅

小学校の理科の時間に誰もが習う「光合成」は、タンパク質やDNA・RNAといった分子レベルの生物学だけではなく、量子力学という物理学や、酸化還元といった化学など、実はたいへん広い学問分野の研究が必要な、一筋縄ではいかない植物の生き方です。光のエネルギーで生きるために、葉緑体の中ではどのようなことが行われているのでしょうか? それは、我々動物とはまったく異なっているのでしょうか?
光合成を知ることは、生命を理解することだ 地球の生物を支える光合成は、実は動物の呼吸とほとんど同じ仕組みです。光合成を理解することで、生命の起源とその驚くべき精緻な仕組みを知ることが出来ます。
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目次
第1章 エネルギーの源
第2章 光合成の始まり
第3章 光を集める
第4章 エネルギー変換
第5章 二酸化炭素の固定
第6章 水と光合成産物の輸送
第7章 光合成の効率と速度
第8章 植物の環境応答
第9章 光合成の研究
第10章 光合成とはなにか
第11章 光合成と地球環境
書誌情報
紙版
発売日
2008年09月19日
ISBN
9784062576123
判型
新書
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
通巻番号
1612
ページ数
264ページ
シリーズ
ブルーバックス
電子版
発売日
2013年04月26日
JDCN
0625761200100011000W