ピアノの誕生

ピアノの誕生

ピアノノタンジョウガッキノムコウニキンダイガミエル

講談社選書メチエ

ベートーヴェン、クレメンティ、リスト……。絢爛豪華な演奏の裏に、理想の音色をめざして、しのぎを削ったピアノメーカーの技術競走があった。ピアニストにあこがれる娘たち、安いレッスン料に泣く教師、自動楽器に驚くブルジョア。産業革命に生み出した夢の楽器に、それぞれの希望が託されていく……。本書は音楽を通してみる「近代」の縮図である。


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目次

1 戦争と革命が発展をうながす
2 産業の楽器
3 ヴィルトゥオーソの時代
4 ピアノという夢
5 ピアノ狂騒曲
6 自動楽器
7 日本のピアノ

書誌情報

紙版

発売日

1995年07月04日

ISBN

9784062580533

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

通巻番号

53

ページ数

270ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介