
イエスと親鸞
イエストシンラン
- 著: 八木 雄二

われわれはみな極悪人である! 二人の宗教的天才が喝破した究極の真理
二人の宗教的天才が全存在をかけた「問い」とは何だったのか? 宗教は迷信ではない。ラディカルな自己認識の革命へと導く論理的な問いである。自己の悪を見つめたイエスと親鸞。二人の思想に通底する「普遍性」を明らかにし、宗教の新たな可能性を提起する。
【目次】
はじめに 宗教に懐疑的な現代人のために
第一章 なぜ、今イエスと親鸞か
1 イエスと親鸞の道
2 宗教というもの
第二章 ユダヤ教の伝承
1 「創世記」は何を語る物語か
2 「十戒の教え」とは何か
第三章 イエスの教え
1 われわれはみな罪人である
2 ヨハネからイエスへ
第四章 親鸞の教え
1 仏教と浄土教
2 親鸞の教えの背景
3 『歎異抄』をよむ
第五章 幸福とは何か
あとがき
- 前巻
- 次巻
目次
はじめに 宗教に懐疑的な現代人のために
第一章 なぜ、今イエスと親鸞か
1 イエスと親鸞の道
2 宗教というもの
第二章 ユダヤ教の伝承
1 「創世記」は何を語る物語か
2 「十戒の教え」とは何か
第三章 イエスの教え
1 われわれはみな罪人である
2 ヨハネからイエスへ
第四章 親鸞の教え
1 仏教と浄土教
2 親鸞の教えの背景
3 『歎異抄』をよむ
第五章 幸福とは何か
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2002年07月10日
ISBN
9784062582452
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
通巻番号
245
ページ数
246ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
著者紹介
1952年生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。同大学大学院文学研究科博士課程修了。Ph.D。現在、立教大学非常勤講師、東京港野鳥公園グリーンボランティア代表。専門は西洋中世哲学。著書に、『スコトゥスの存在理解』(創文社)、『中世哲学への招待』(平凡社新書)などがある。