群衆の悪魔 デュパン第四の事件

群衆の悪魔 デュパン第四の事件

グンシュウノアクマデュパンダイヨンノジケン

講談社文庫

革命前夜のパリ、対立する警察と群衆の間に起こった発砲事件から物語は始まる。逃走する黒い影を目撃した若き詩人シャルルに解明を依頼され、名探偵デュパン登場。バルザック邸の娼婦殺しに至る謎の連続殺人事件の真相は──。2月革命前後、爛熟の都に蠢く群像を壮大に描く巨匠ポオへの熱いオマージュ!!


  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2000年06月15日

ISBN

9784062648844

判型

A6

価格

定価:1,047円(本体952円)

ページ数

720ページ

シリーズ

講談社文庫

初出

『臨時増刊小説現代』’92年11月号~’94年8月号に連載された「デュパン第四の事件」に大幅に加筆・訂正を加え、小社より’96年10月に刊行。

著者紹介

製品関連情報