箱庭療法 こころが見えてくる方法

箱庭療法 こころが見えてくる方法

ハコニワリョウホウココロガミエテクルホウホウフトウコウジョウチョフアンテイニンゲンカンケイノナヤミ

講談社+α新書

数多くの実証例。自分で自分のこころを開く治療法!!
なぜ箱庭をつくることで、こころの深層が動きだすのか?病んだこころが癒されるのか?実例を通して、こころの変わりゆく様子が手に取るようにわかってくる!

箱庭療法は、砂遊びの感覚があり、子どもに好まれる。不登校、情緒不安定、チック、夜尿、いじめ、抜毛など、さまざまな子どもたちが対象となっている。一方、子どもばかりでなく、思春期・青年期、さらに大人が箱庭制作に取り組むことが、心理的な問題の解決に有効であることがわかっている。対人恐怖症や抑うつ、摂食障害、職場不適応、中年期のこころの危機などにおいても、自らのこころの世界を表現し、深く体験することによって、内的な変容が促され、症状が解消したり、対人関係などの外的世界における変化が生じてくるのである。

●悲しみをこころに収めるまで
●痛みの体験が転回点
●こころの傷が癒されるきっかけ
●変化は向こう側からやってくる
●学習困難な16歳の箱庭と夢
●中年の危機の中でつかんだこと
●今までと違う「私」になるとき
●ユング少年の「偉大な秘密」
●イメージ療法から見た箱庭体験
●小さな変化が人生の質を変える


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書誌情報

紙版

発売日

2004年01月22日

ISBN

9784062722360

判型

新書

価格

定価:968円(本体880円)

通巻番号

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介