禅僧たちの「あるがまま」に生きる知恵

禅僧たちの「あるがまま」に生きる知恵

ゼンソウタチノアルガママニイキルチエ

講談社+α新書

「バカ」になり正直に生きればストレスも解消
小賢しい知恵より純朴に生きる!達磨から始まり、白隠、一休、沢庵に伝わる禅の真髄!

禅とは丹田腹式呼吸!心眼で自分を見抜く!!

禅をひと言でいうと、丹田腹式呼吸です。丹田腹式呼吸を続けると、どうなるか。人間の根本である心が、本来の清浄心になります。これを、自性清浄心(じしょうしょうじょうしん)といい、誰しもの本来の姿だと禅は明確に定義しました。(中略)人間の根本は心です。それは本来清浄なもので、物静かでしっとりと落ち着いた状態になっていますから、正しい坐禅法による丹田腹式呼吸をした人は、坐禅が終わると、物静かで、しっとりと落ち着いて、無駄口を叩いたりしません。(中略)不安定な心を本来の姿に戻し、平常心に生きるには、今こそ禅です。禅者の生き方は「出世間法」といいます。一般の人の生き方は「世間法」です。それを念頭において、臨済禅を代表する禅者の生きざまと、心の理念を、じっくり味わってください。

●その場に立って本物を見る
●自分の中にいる真人を見る
●自分のまま、いつものまま
●まずは「ありのまま」に満足する
●自分の言葉に本性が見える
●「無」から無のイメージを取る
●種子をまき、天の恵みを得る
●起きて、着て、食べて、寝る
●人は磨けば光る、進歩する
●気海丹田で心気を養う


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書誌情報

紙版

発売日

2004年10月20日

ISBN

9784062722834

判型

新書

価格

定価:922円(本体838円)

通巻番号

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介