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金の切れ目で 日本から本当に米軍はいなくなる
カネノキレメデニホンカラホントウニベイグンハイナクナル

次期大統領候補トランプは、選挙活動中に明言した。『日本は在日米軍駐留経費を出せ、出さないならば、撤退だ』 トランプのこの発言が出た瞬間から、米軍内部では、日本撤退作戦計画が現実に立案されているらしい。軍隊は、如何なる事態への対応を考えておかなければならない。クリントンもまたしかり。就任してからでは遅いのだ。
次期大統領候補トランプは、選挙活動中に明言した。
『日本は在日米軍駐留経費を出せ、出さないならば、撤退だ』
大統領になれば、彼は米軍最高司令官だ。
「日本から撤退する」
との命令が出てから、米軍高官が、「いや、その、何の撤退作戦計画もありません」では、許されない。「お前はクビだ!!」
とトランプ大統領が、TVで言っていた有名な台詞が発せられるだろう。
トランプのこの撤退発言が出た瞬間から、米軍内部では、日本撤退作戦計画が現実に立案されているらしい。軍隊は、如何なる事態への対応を考えておかなければならない。クリントンもまたしかり。
就任してからでは遅いのだ。
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目次
はじめに
第一章 現実味を帯びる在日米軍撤退
第二章 米中戦争と日本のゆくえ
第三章 在日米軍の費用
第四章 同盟解消から日本国防軍への選択
第五章 新自衛隊の目指す道
第六章 普通の国の憲法9条
第七章 まったく新しい抑止力を求めて
第八章 在日米軍は削減できる
おわりに
書誌情報
紙版
発売日
2016年09月21日
ISBN
9784062729628
判型
新書
価格
定価:880円(本体800円)
通巻番号
ページ数
176ページ
シリーズ
講談社+α新書
著者紹介
1973年東京都生まれ。元アメリカ陸軍大尉、軍『事コンサルタント。16歳で渡豪、米軍に入隊するため19歳で渡米。北ミシガン州立大に入学し、士官候補生コースの訓練を修了。1999年に永住権を得て米陸軍入隊。2002年よりアフガニスタンにおける「不朽の自由作戦」に参加。2003年、米国市民権を取得して2004年に少尉に任官。06年中尉、08年大尉に昇進。S2 情報担当将校として活躍。日米合同演習では連絡将校として自衛隊と折衝にあたる。2009年年除隊。2011年アラバマ州トロイ大学より国際政治学・国家安全保障分野の修士号を取得。
その他: 小峯 隆生(コミネ タカオ)
1959年兵庫県生まれ。編集者、作家。筑波大学非常勤講師、同大学ネットコミュニティ研究グループ所属。