
京都半木の道 桜雲の殺意
キョウトナカラギノミチオウウンノサツイ
- 著: 高梨 耕一郎

妖しさが誘うのか 桜の下の連続殺人
歴史を彩ってきた名桜を取材するため、フリーライターの神尾一馬は京都を訪れる。紅枝垂桜(べにしだれざくら)が咲き乱れる花見の名所「半木(なからぎ)の道」で女が殺された。殺人の容疑は姪の千秋が勤務する大学の教授にかけられる。一馬は新聞記者・久保香織と共に、事件の謎を追い京都を駆け巡る。新・旅情ミステリー文庫書下ろし。
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書誌情報
紙版
発売日
2006年04月14日
ISBN
9784062753746
判型
A6
価格
定価:628円(本体571円)
ページ数
328ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
本書は、講談社文庫としてはシリーズ第二弾目の、『神尾一馬の事件簿』シリーズとしては第五弾目にあたる。既刊のものとして、幻冬社・講談社・光文社・双葉社より各1冊ずつ出ており、その4冊が『神尾一馬の事件簿』シリーズの一弾~四弾にあたる。(シリーズ四弾目までの書名は、「京都 風の葬送」製品コード275231-Xの備考欄に表記)今後、上記各社にて順に同シリーズを刊行予定。