
こころ・と・からだ
ココロトカラダ
- 著: 五木 寛之
しなやかな心身をつくる発想と実践の書
著者が実感し、実践してきたことを綴った、こころとからだが響きあうメッセージ。
「いい加減」に生きることの大事さ/自分でタバコはやめられない/内なるひそかな声をきくこと/腰痛を出さないために/不潔もそれほど悪くはない/イエスでもノーでもなく/ぼくは偏頭痛といい関係をつくった/病院へいきたくない本当の理由/早期発見ははたして大切か/男にも更年期がある など
<著者のことば>
<死>の側から生を考える。<病>を人間の同伴者だと認める。<老い>を自然のリズムとして受け入れる。<死>を無理に遠ざけようとしない。そう思って生きていこうと頭を切りかえるだけでも、決して悪くはないでしょう。健康、などという言葉は、本当は幻想にすぎないと私は思います。100パーセント健康な人間など、どこにもいはしないのです。いたとしたら、それはもはや人間ではありません。
- 前巻
- 次巻
書誌情報
紙版
発売日
2005年10月26日
ISBN
9784062782036
判型
新書
価格
定価:880円(本体800円)
ページ数
224ページ
初出
’96年6月に集英社より単行本として刊行