カタナなでしこ

カタナナデシコ

著：榊　一郎

16歳女子高生が日本刀製作に挑む、青春小説！祖父の形見分けで蔵整理に駆り出された高校生の千鶴。そこで見つけたのは、一振りの刀身だけの日本刀だった。そして夏休み、千鶴は同級生の紗和子、鏡美、音々と一緒に、無くなってしまった「刀の拵え」を創作することになる。大切な何かを見つけたり、見失ったり。繋がったり、離れたり。好きなことも嫌いなこともバラバラな四人の女子高生が“初めて”に挑戦する青春小説。

夢の中で見た一振りの白刃。長い時間を超えて、その刀は私の前に姿を現した。

祖父の形見分けで蔵整理に駆り出された高校生の千鶴。そこで見つけたのは、一振りの刀身だけの日本刀だった。そして夏休み、千鶴は同級生の紗和子、鏡美、音々と一緒に、無くなってしまった「刀の拵え」を創作することになる。大切な何かを見つけたり、見失ったり。繋がったり、離れたり。好きなことも嫌いなこともバラバラな四人の女子高生が“初めて”に挑戦する青春小説。

ⒸItirou Sakaki