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神に守られた島
カミニマモラレタシマ
- 著: 中脇 初枝

沖永良部島――沖縄のすぐそばにある小さな島は、大戦末期、米軍機による激しい攻撃を受けた。戦況が厳しくなっていくなか、島のこどもたちは戦争を肌で感じつつも、いきいきと過ごしていた。そんなある日、島に特攻機が不時着するという事件が起きる。
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書誌情報
紙版
発売日
2018年07月12日
ISBN
9784065122051
判型
四六変型
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
234ページ
初出
「小説現代」2017年7月号~9月号に掲載したものを、大幅に加筆修正いたしました。
著者紹介
1974年徳島県生まれ、高知県育ち。高校在学中に『魚のように』で第2回坊っちゃん文学賞を受賞し、17歳でデビュー。筑波大学で民俗学を学ぶ。2012年『きみはいい子』で第28回坪田譲治文学賞を受賞、第1回静岡書店大賞第1位、第10回本屋大賞第4位。2014年『わたしをみつけて』で第27回山本周五郎賞候補。2016年『世界の果てのこどもたち』で第37回吉川英治文学新人賞候補、第13回本屋大賞第3位。『こりゃまてまて』『女の子の昔話』など、絵本や昔話の再話も手がける。本作の舞台となった沖永良部島の風景と唄いつがれてきた島唄を紹介する写真集『神の島のうた』(葛西亜理沙写真)を同時発売。