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さよならが言えるその日まで
サヨナラガイエルソノヒマデ
- 著: 高木 敦史

ねぇ、嘘だって言ってよ、お父さん――。
その日、ありふれた日常がひっくり返った。
教え子を誘拐したまま、事故死した父。
親族、警察、マスコミーー誰も何もわかってない!
遺された娘は、父の名誉にかけて、真相を追う。
このほろ苦さ、感涙必至! 「家族のカタチ」を問う傑作ミステリー!
静岡県沼津市で交通事故が発生、運転していた小学校教諭の森遠謙介が死亡した。
一人娘の伊緒が悲嘆にくれる中、驚愕の事実が判明する。
事故発生日の未明から、謙介の教え子である恩田六助の行方がわからなくなっていたが、
その痕跡が車内から発見されたという。
お前の父親は誘拐犯だ!
周囲からの非難、マスコミの追及、警察の圧迫――。
折れそうな心を奮い立たせ、真実を知るため、伊緒は六助を捜し始める。
ⒸAtushi Takagi
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書誌情報
紙版
発売日
2020年02月27日
ISBN
9784065186572
判型
四六変型
価格
定価:1,705円(本体1,550円)
ページ数
322ページ
電子版
発売日
2020年02月26日
JDCN
06A0000000000184141W
著者紹介
第13回学園小説大賞にて「なしのすべて」で優秀賞を受賞。2010年『“菜々子さん”の戯曲』でデビュー。同作は「このライトノベルがすごい! 2012年」で53位にランクインするなど、注目を集める。他の著作に、『演奏しない軽音部と4枚のCD』『お口直しには、甘い謎を』『針町あかねは壁がある カメラ小僧と暗室探偵』『のど自慢殺人事件』『僕と彼女の嘘つきなアルバム』などがある。