シリアで猫を救う

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シリアで猫を救う

シリアデネコヲスクウ

シリアの商業都市アレッポに生まれ、電気技師として働いていたアラー・アルジャリールさんは、内戦が激化するなか、負傷者や市街地に取り残された猫の救出活動を開始します。
その活動は、報道をつうじて世界中の人たちに知られるようになります。
そしてFacebookでつながった人たちからの支援を受けて、「サンクチュアリ」と呼ばれる猫の保護施設をつくり、空爆で傷ついた猫たちを保護していきます。
自らの危険もかえりみず、人間やどうぶつたちの命を必死に守るアラーさんの活動をつうじて、シリア内戦の悲惨な現実、戦争の愚かさを訴えかけます--。


ⒸAlaa Aljaleel/Atsuko Otsuka

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書誌情報

紙版

発売日

2020年10月22日

ISBN

9784065210741

判型

四六

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

230ページ

電子版

発売日

2020年10月21日

JDCN

06A0000000000240934R

著者紹介

著: アラー・アルジャリール with ダイアナ・ダーク(アラー・アルジャリール ウィズ ダイアナ・ダーク)

アラー・アルジャリール シリアの電気技師。激戦地アレッポで負傷者や動物たちの救助活動を続ける。 ダイアナ・ダーク イギリス在住のジャーナリスト。

訳: 大塚 敦子(オオツカ アツコ)

大塚敦子 1960年和歌山市生まれ。上智大学文学部英文学学科卒業。パレスチナ民衆蜂起、湾岸戦争などの国際紛争を取材を経て、死と向きあう人々の生き方、自然や動物との絆を活かして、罪を犯した人や紛争後の社会を再生する試みなどについて執筆。 『さよなら エルマおばあさん』(小学館)で、2001年講談社出版文化賞絵本賞、小学館児童出版文化賞受賞。『〈刑務所〉で盲導犬を育てる』(岩波ジュニア新書)、『はたらく地雷探知犬』(講談社青い鳥文庫)、『ギヴ・ミー・ア・チャンス 犬と少年の再出発』(講談社)、『いつか帰りたい ぼくのふるさと 福島第一原発20キロ圏内から来たねこ』(小学館)など著書多数。 ホームページ:www.atsukophoto.com

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