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すみれ荘ファミリア
スミレソウファミリア
- 著: 凪良 ゆう

☆☆☆祝 『汝、星のごとく』2023年本屋大賞受賞!☆☆☆
「愛」の形を問う作家・凪良ゆうの源流がここに!
下宿「すみれ荘」の管理人を務める一悟は、気心知れた入居者たちと慎ましやかな日々を送っていた。そこに、芥と名乗る小説家の男が引っ越してくる。彼は幼いころに生き別れた弟のようだが、なぜか正体を明かさない。真っ直ぐで言葉を飾らない芥と時を過ごすうち、周囲の人々の秘密と思わぬ一面が露わになっていく。
愛は毒か、それとも救いか――。
本屋大賞受賞作家が紡ぐ、ある家族の物語。
☆☆「すみれ荘」のその後を描いた書き下ろし「表面張力」を収録した完全版!☆☆
ⒸYuu Nagira
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書誌情報
紙版
発売日
2021年05月14日
ISBN
9784065234853
判型
A6
価格
定価:847円(本体770円)
ページ数
352ページ
シリーズ
講談社タイガ
電子版
発売日
2021年05月14日
JDCN
06A0000000000314581M
初出
本書は2018年に『すみれ荘ファミリア』(富士見L文庫)として刊行されたものに、全編にわたり著者が加筆修正をしたものです。「表面張力」は『すみれ荘ファミリア』の後日譚として、「小説現代」2021年2月号に掲載されました。
著者紹介
凪良ゆう(なぎら・ゆう) 京都市在住。2007年に初著書が刊行され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に連続TVドラマ化や映画化された「美しい彼」シリーズなど多数。17年に『神さまのビオトープ』を刊行し読者から高い支持を得る。19年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は22年5月に実写映画が公開された。20年刊行の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。22年刊行の『汝、星のごとく』が第168回直木賞候補、第44回吉川英治文学新人賞候補、2022王様のブランチBOOK大賞、キノベス!2023第1位に、そして23年、2度目となる本屋大賞受賞作に選ばれた。