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レペゼン母
レペゼンハハ
- 著: 宇野 碧

マイクを握れ、わが子と戦え!
山間の町で穏やかに暮らす深見明子。
女手一つで育て上げた一人息子の雄大は、二度の離婚に借金まみれ。
そんな時、偶然にも雄大がラップバトルの大会に出場することを知った明子。
「きっとこれが、人生最後のチャンスだ」
明子はマイクを握り立ち上がる――!
『晴れ、時々くらげを呼ぶ』『檸檬先生』などで最注目の新人賞から、今年も文芸界のニュースターが誕生!
第16回小説現代長編新人賞受賞作。
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選考委員も激賞!
こんなにスカッと面白い作品が新人賞なら、いっそ清々しいじゃないか!(中略)おかんのラップが響く今宵、この余韻!
――朝井まかて
「親との戦い」ではなく、親の側から「子との戦い」を力強く描いた、大人の小説であると感じさせられた。
――宮内悠介
ⒸAoi Uno
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書誌情報
紙版
発売日
2022年08月10日
ISBN
9784065276464
判型
四六変型
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
160ページ
電子版
発売日
2022年08月09日
JDCN
06A0000000000449942B
初出
「小説現代」2022年5・6月合併号
著者紹介
著: 宇野 碧(ウノ アオイ)
宇野 碧(うの・あおい) 1983年神戸生まれ。大阪外国語大学外国語学部卒。放浪生活を経て、現在は和歌山県在住。2022年、本作で第16回小説現代長編新人賞を受賞しデビュー。旅、本、食を愛する。