くらのかみ

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くらのかみ

クラノカミ

講談社文庫

行者に祟られ、座敷童子に守られているという古い屋敷に、
後継者選びのため親族一同が集められた。
この家では子どもは生まれても育たないという。

夕食時、後継ぎの資格をもつ者のお膳に毒が入れられる。
夜中に響く読経、子らを沼に誘う人魂。
相次ぐ怪異は祟りか因縁かそれとも──。

小野不由美の隠れた名作。


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書誌情報

紙版

発売日

2024年07月12日

ISBN

9784065355350

判型

A6

価格

定価:748円(本体680円)

ページ数

272ページ

シリーズ

講談社文庫

初出

本書は小社より2003年7月に単行本として刊行されました。

著者紹介

著: 小野 不由美(オノ フユミ)

大分県生まれ。大谷大学文学部卒業。在学中は京都大学推理小説研究会に所属。1988年作家デビュー。2013年『残穢』で山本周五郎賞受賞。著書〈十二国記〉シリーズ、〈ゴーストハント〉シリーズ、『屍鬼』『くらのかみ』など。2020年、〈十二国記〉シリーズで第5回吉川英治文庫賞を受賞。近作に「営繕かるかや怪異譚」シリーズなど。

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